かかりやすい目の病気
人間の身体の中でも、目の病気というのは軽いもの重いもの含めて
種類もとても多く、誰でもかかる可能性が高いと言えるものです。
多くの人が辛い思いをしている目の病気は、春先などに多い花粉症による
目のかゆみやダニや動物の毛などによって起こるかゆみを伴うものでしょうか。
これは、アレルギー性結膜炎という目の病気の一種です。
症状としては、結膜やまぶたが突然痒くなってどうしようもないというものですが
痒いからと掻いてしまうと、余計痒くなってしまったり痛くなったりしてしまいます。
アレルギー性結膜炎は、目ヤニが出たりくしゃみや鼻水なども同時に出ることが
多くあるので、余計に辛いものです。
この病気は、アレルギー性結膜炎用の点眼薬などを使って治療します。
ものもらい、関西では目バチコと呼ばれる目の病気は、まぶたの一部に赤くて
硬く腫れたできものが出来ます。
ものもらいは、黄色ブドウ球菌などの感染から発生し、だいたい5日〜7日ほどで
化膿して膿が出て治ってしまうことがほとんどです。
しかしまれにですが、ものもらいから敗血症になってしまい、命に関わることも
あるようですので注意が必要です。
ものもらいの治療には、抗生物質の軟膏を用いて治療が行われます。
視界に蚊が飛んでいるように見えたり、糸くずのような異物が漂っているように
見える症状の目の病気は飛蚊症(ひぶんしょう)です。
飛蚊症になる原因にはさまざまな可能性があります。
強度の近視で飛蚊症になったり、網膜剥離などの深刻な目の病気が原因で
飛蚊症になる場合もありますし、老化が原因の場合もあります。
疲れ目や近眼のために飛蚊症が出ることもありますが、網膜剥離などが原因で
飛蚊症の症状が出ている場合は、早く処置をしないと失明する危険性もあります。
なぜ自分が飛蚊症になったのかを理解しておくためにも、飛蚊症の症状が出たら
まずは眼科で目の検査をしてもらうことをお薦めします。
目の病気というほどではありませんが、パソコンやテレビゲーム・読書などで
目が疲れて眼精疲労になってしまっていることもあります。
眼精疲労は目を酷使している場合だけでなく、全身の疲労からなることもあるので
身体のためにも目のためにも、適度に休むようにしましょうね。
眼精疲労なんて単なる疲れ目、と思われがちですが、放っておくことにより
角膜炎や結膜炎、ひどい場合には緑内障などになってしまうこともあります。
目を休ませるのが一番有効な治療法ですが、肉体的な病気から来ていることも
ありますので、不安がある場合にはきちんとした診察を受けることが大切です。
